【近場グルメライド】久喜市のニューラーメンショップ主水にネギチャーシューメンを食べに行った

今日も快晴だとぅ?ラーメン食べに行くしかないじゃないか

こんにちは、管理人ユウジです。

昨日に続いて今日もいいお天気。
それだけで、生きていることに感謝したくなりますね。

僕はバカなので、お天気だと外に飛び出したくなります。
そうです、今日も仕事そっちのけでラーメン食べに近場グルメライドです。

今日の目的地は、久喜市の「ニューラーメンショップ主水」です。

ラーメンショップといえば、僕が高校生の頃は東大宮のラーメンショップが人気がありました。
当時、いつものように食べに行くとたまたまお店が閉まっていて、シャッターに張り紙がしてあったことがあります。

そこには、

スープ研修のため、3日間臨時休業します

という文字が書かれていました。

「スープ研修だと?!スープを研き、修めるということか?!そのためにわざわざ店を休むとは…やはりこの店は本物だ!」

と、痛く感動したことを覚えています。

久喜市の「ニューラーメンショップ主水」への訪問は、初めてになります。

では、Google先生にルートを聞いてみましょう。

行き帰りで約20kmですね。まぁ、ライド的には近距離です。ん、ちょっと待てよ……?

最大待ち時間3時間?!
そうなんです、このニューラーメンショップ主水はどうも人気店らしいのです。
レビューでもかなり高評価でした。
しばし逡巡しましたが、せっかくの快晴を逃す手はない、いざとなったら山田うどんでパンチセット食べて帰ろうと思い、出発することにしました。今日も近距離なので、マウンテンバイクです。

田園都市の祖に思いを馳せながら、ラーメンショップを目指す

今日も快晴のもと、田園風景の中を走り抜けます。

「ひとは、到底自然なくして生活できるものではない」。

こう言ったのは、日本資本主義の父である渋沢栄一です。
彼は、英国の経済学者エベネザー・ハワードが提唱した田園都市というコンセプトに関心を抱き、その具現化であるロンドン郊外の都市レッチワースに感動を覚え、戦後のまちづくりのヒントを得たとされています。田園風景を風と共に突っ切ると、渋沢栄一の想いの片鱗が理解できたような気持ちになります。

ニューラーメンショップ主水にたどり着くためには、幹線道路も走らなければならないので、少し自転車勢には厳しいかもしれません。

歩道がかなり狭い部分もありますので、十分ご注意を。道路計画は都市開発の根本であり、特に歩道が狭いと、まちの活気の原動力となる子育て勢が流入しづらいので、なんとかしたいところですね。

待ち時間3時間は運良く免れた!これがニューラーメンショップ主水だ

そんなこんなで、ニューラーメンショップ主水に到着しました。よかった、誰も並んでいない。ホッ。所要時間は、約35分。順調ですね。

お昼時だったので、ほぼ満席です。運送会社風の男性グループや、会社の仲間といった感じの男女混合グループ、僕のようなソロプレイヤーなどが主な客層といった印象です。女将さんがホールを回し、若い女性(めっちゃ可愛い)が女将さんを補助し、厨房では若い衆が元気にお仕事していました。

今回私がオーダーしたのは、ネギチャーシューメン(大)と、ネギご飯。

ムホぉ!これがラーメンショップよ!細切りのネギたくさん!ホロホロの肩チャーシュー!

これを、ラーメンに入っているチャーシューではなく、濃厚なスープに浸して食べる特殊な肉料理だと想像してご覧なさい。

ラーメンショップのラーメンは、いわゆる家系ラーメンに非常に近いトーン&マナーの濃厚こってりなラーメンです。家系といえばトッピングは海苔ですが、ラーメンショップの場合はネギが破壊的に合います。こってりスープの脂っこさをネギが爽やかに洗い流してくれるから、麺を食べる永久機関になれるんですよね。誰でも。あとは、同様の理由からワカメもおすすめですね。

ちなみに、今回僕がオーダーしたのは(大)ですが、これは麺2玉です。メニューを見て迷っていると、女将さんが「小は1玉、中は1.5玉、大は2玉ね♪」とアシストしてくれます。思い切って大を頼みましたが、サイドでご飯物を頼むなら小でもいいですね。食いしん坊の僕でもお腹がはちきれそうでした。

これがサイドメニューのネギご飯です。細切りネギと角切りチャーシューがまぶしてあります。濃厚なスープにドンズバで合うのは当たり前です。こういうのは、ガツガツグワとやっつけるが如く食べるのが作法です。

ネギチャーシューメンとネギご飯で、しめて1350円。今日一日、もう何も食べなくてもいいので、コスパ最強でしょう。

お金を払おうとすると、女将さんに「はい、毎度!」と言われました。いや、僕初めてなんだけどな、と思いましたが、ここに繁盛店の女将さんの凄さが表れているのだと次の瞬間気づきました。

人は、常連扱いされると気分がいい。

これは真理ではないでしょうか。正しいか正しくないかは重要ではないのです。受け手(この場合僕)がどう感じるかが接客の妙なのです。マズローの欲求階層説の第三階層である所属と愛の欲求をそっと満たしてあげるという高等テクを、この女将さんがさりげなく使っていることに驚きました。お店を出る僕の背中にももう一度「毎度でーす♪」と声をかけてくれました。

胃袋も心も満たす。久喜の名店の実力を思い知らされた秋の午後でした。

すぐ近くに公園があるので、食べた後はここで休むといいです。満腹で動けないからね。元気なじいちゃんたちのゲートボールをしばらく観戦させてもらって、ゆっくりと帰路につきました。

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